*** 塔研20 4月号 28ページ 8–9節 「競走を最後まで走り」ましょう ***
長距離走の走者は,自分が進む道の先をしっかり見て,つまずかないようにします。でも,他の走者とぶつかって転んだり,道のくぼみに足を取られたりすることがあります。たとえ転んでも立ち上がって,また走り続けます。何のせいでつまずいたかを考え続けるのではなく,ゴールと賞に思いを向け続けます。
クリスチャンの競走で,私たちは何度もつまずきます。言葉や行動で過ちを犯すのです。仲間の走者が犯す過ちによって傷つくこともあります。私たちは皆不完全であり,命に至る狭められた道を一緒に走っているからです。ですから,時にはぶつかることもあります。パウロも,私たちが互いに「不満を感じる」ことがあると言っています。(コロ 3:13)自分や仲間の過ちについて考え続けるのではなく,賞に思いを向け続けましょう。つまずいたとしても,立ち上がって走り続けましょう。腹を立てて立ち上がろうとしないなら,ゴールすることはできず,賞をもらえません。それだけでなく,命に至る狭められた道を走っている他の走者の進路を妨げてしまうかもしれません。
競走を最後まで走りました(テモテ第二 4:7)