*** 塔研17 7月号 18–19ページ 6–7節 「ヤハを賛美せよ!」 ***
詩編作者は天体に注意を向け,「神は星の数を数えておられ,そのすべてを各々の名で呼ばれる」と述べています。(詩 147:4)詩編作者はたくさんの星を目にしましたが,その数を知りませんでした。今では当時よりはるかに多くの星を観測できます。天の川銀河には1000億以上の恒星があり,宇宙全体には何兆もの銀河があると言われています。まさに無数の星です。創造者はそのすべてに名前を付けておられます。エホバにとってはどの星もそれぞれ異なるものです。(コリ一 15:41)では,エホバは地上の人間をどうご覧になっているでしょうか。それぞれの星がいつどこにあるかをご存じの神は,わたしたち一人一人がどこにいるか,今どんな気持ちか,何を必要としているかを正確に知っておられます。
エホバはわたしたちに関心を持っておられるだけではなく,わたしたちの直面する問題を理解しておられ,助ける力をお持ちです。(詩編 147:5を読む。)わたしたちにはとても手に負えない問題に思えるかもしれません。でも神はわたしたちの限界をご存じで,「わたしたちが塵であることを覚えておられ」ます。(詩 103:14)不完全なわたしたちは同じ間違いを繰り返します。言うべきではないことを言ってしまったり,他の人をうらやんだりすることがあります。間違った欲望が生じることもあります。エホバにはそうしたことはありませんが,わたしたちのことを深く理解しておられます。計り知れない理解力をお持ちだからです。(イザ 40:28)
神は星の数を数える。全ての星を名で呼ぶ